TECiY主催の
ABDで「ソフトウェアテスト技法ドリル」に参加してきました。
TECiYとは
TestEnginner Camp in Yokohamaの略で、
『都内にテストの勉強会は多いけど、横浜には少ない!
→ないなら作ろう!』ということで、発足した勉強会だそうです。
確かに横浜にはテスト系の勉強会はないので、ありがたいですね!
ABDとは
Active Book Dialogの頭文字をとったものです。
詳しい説明は、公式サイトを見てみてください。
おおざっぱに言うと、
次のような手順で1冊の本をみんなで分割して共有することで
短時間で1冊の本の内容をみんなで理解しよう、ということらしいです。
- 本を分割する
- それぞれ担当者を決めて読んでまとめる
- 各担当者が読んだ内容をプレゼンする
- 分からなかったところ、深く聞きたいところをお互いに質問する
ソフトウェアテスト技法ドリルをABDで読む
ABDについて手順の説明を受けた後で、参加者が自己紹介を行いました。
自己紹介で、ソフトウェアテストの経験年数も言っていき、
年数の少ない人から、担当する章を選んでいく形式でした。
章によって難易度にばらつきがあるので、この形式はやりやすくて素敵だと感じました。
担当の章を決めてから、実際の読書スタート。
今回のお題の本はこちら。
- 作者: 秋山浩一
- 出版社/メーカー: 日科技連出版社
- 発売日: 2010/10/01
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 153回
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今回は読書とまとめる時間は60分でした。
まず最初の30分で読む、残りの30分でまとめる、を目安にやってみました。
集中して読んで、その後迫りくる時間と戦いながら内容をまとめます。
参加者がまとめた結果がこちら。
まとめきれなかった内容については、
プレゼン時に口頭で補完してもOKでした。
一応読んだばかりの内容なので、各自だいたいの内容は覚えてます。
ほとんどの人が内容を書ききれてなかったので、
章の最後の部分は、口頭で補足する形になりました。
実際にやってみた感想を箇条書きで。
<読み手として>
- 後で人にわかるような説明が求められるので、集中して読める
- 自分の理解も進む
- 3分でプレゼンするので、どこを拾うかの判断が難しい!
- 30分あっても、他の人にわかるようにまとめるのは難しい! 時間足りない!
<聞き手として>
- 自分の担当した章の補完になるので、聞きやすい
- 同じ章を読んでいても、まとめ方が違って面白い
- 相互質問があるので深められる
- 参加者がテスト経験者なので、技法の背景などを相互に補完できてよかった
<全体として>
- みんなで協力して、一冊の本を倒す感じが面白い!
- 重たい本も協力すれば一日で片付けられそう
- 言葉の定義とかの共通認識をつくるのにも良さそう
- アジャイル界隈でこの手法を初めて聞いたのは↑の効果を狙ってたのかな?
最後に
懇親会まで含め、みんなで理解を深めあえて、とても面白い会でした!ありがとうございます!
TECiYの次の勉強会も楽しみにしています!