背景を理解していないと、とんでもない誤解をすることもある

ここのところ、会社で英語熱が高まっています。
私も便乗して一昨日からオンライン英会話のReraJob始めてみました。
お手頃価格で気軽に始められるし、なかなかよさそうです。


英語といえば、うちの家族はけっこう洋楽好きなので、
家族でドライブする際、BGMとして洋楽がかかっている割合は郄かったです。
ただ一口に洋楽といっても、家族ごとに好きなジャンルはバラバラ。


ある日のBGMは、Marilyn Mansonでした。
HR/HMのバンドで、過激な歌詞や重く暗い音が特徴的です。


ちょうど"The Dope Show"という曲がかかったときのことです。
母が「曲調の割にはほのぼのした歌詞ね」と言いました。


ちなみに"dope"という単語は「麻薬」という意味です。
動詞だと「麻薬を使う」という意味になり、
日本語でも「ドーピング」という言葉で定着していますね。


そんな言葉がタイトルに入っている曲がほのぼのしているわけがありません。
よくよくきいてみると、
歌詞のたまたま聞き取れた部分を聞き間違えていました。


"We're all stars now in the dope show"
(たぶん「麻薬による興奮状態ではオレ達はみんなスターだ!」くらいの意味)


という歌詞の一節を
"We're all stars now in the dog show"
(「オレ達はみんなドッグショーのスターだ!」)
と聞き間違えたそうです。


たしかにドッグショーならほのぼのしています。
それにしても、元の歌詞の世界観が根底から覆すような空耳ですね。


でも、ジャンルがHR/HMで、
歌っているのがMarilyn Mansonであるということが分かっていれば、
そもそもドッグショーという聞き間違えはしないでしょう。


これを仕事に当てはめて考えてみると、
プロジェクトの背景をきちんと理解していないために
とんでもない誤解をしていたり、話が合わなかったりする状況と
構造としてはよく似ていると思いました。


何か違和感を感じた時に、きちんと確認することって重要ですね

以上のような話を職場の朝礼の一言で話そうかな、と思っていましたが、
さすがに朝から
"We're all stars now in the dope show"
なんて言うのは憚られたので、ブログネタとして載せてみました。


それでは。