『感情の問題地図』から、ひとまずTryしてみること

最近イライラしてることが増えたなぁ、感情をうまく処理できてないなぁと思ったので読んでみました。

感情の問題地図 ~「で、どう整える?」ストレスだらけ、モヤモヤばかりの仕事の心理

感情の問題地図 ~「で、どう整える?」ストレスだらけ、モヤモヤばかりの仕事の心理

さらりと読めますが、「怒り」「悲しみ」「落ち込み」「不安」の4つの ネガティブな感情を否定せず、うまく味方につける方法が書かれています。

直近自分にとって対処が必要そうな「怒り」について、ちょっと整理してみました。

怒り

  • 自分はどのような時に怒りを感じるのか=自分は何を大事にしているのかの指標
  • 怒りを感じることと、それをどう表現するかは分けて考える
  • 怒りが攻撃として表れると関係性を壊す
  • 対処法の一つとして関係性を壊すのではなく、作る方向に表現するDSEC法がある
    • Describe 客観的に描写する。事実を述べる
    • Explain 「私は〜」で自分の考えを説明する
    • Suggest 「こうしてもらえると助かる」を提示する
    • Choose 選択を示す、相手に選んでもらう
  • 対処法としては、自分が落ち着く言葉を用意しておき、怒りを感じたときにそれを思い出すリマインダー法もある

DESC法とリマインダー法は、すぐに試せそうなので自分のTry項目として、取り入れてみようと思います。
私のリマインダーには、中国古典『荘子』に出てくるフレーズで、気にいっているものを試験的に採用。
「至人之用心若鏡、不将不迎応而不蔵(至人の心を用いるは鏡のごとし、将(おく)らず迎えず応じて蔵(おさ)めず)」
『外面は相手によって自由に変化するが、内面はしっかりと自分の主体性を守っている』ということだそうです。和訳部分は『実践・老荘思想入門(守屋洋)』より引用しました。

体現するには至ってませんが、一つの在り方として惹かれるものがあるので、なんとなく気に入っているフレーズです。

まずは「怒り」を味方につけられるようDSEC法とリマインダー法を実験してみます。