最近イライラしてることが増えたなぁ、感情をうまく処理できてないなぁと思ったので読んでみました。
感情の問題地図 ~「で、どう整える?」ストレスだらけ、モヤモヤばかりの仕事の心理
- 作者: 関屋裕希,白井匠
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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さらりと読めますが、「怒り」「悲しみ」「落ち込み」「不安」の4つの ネガティブな感情を否定せず、うまく味方につける方法が書かれています。
直近自分にとって対処が必要そうな「怒り」について、ちょっと整理してみました。
怒り
- 自分はどのような時に怒りを感じるのか=自分は何を大事にしているのかの指標
- 怒りを感じることと、それをどう表現するかは分けて考える
- 怒りが攻撃として表れると関係性を壊す
- 対処法の一つとして関係性を壊すのではなく、作る方向に表現するDSEC法がある
- Describe 客観的に描写する。事実を述べる
- Explain 「私は〜」で自分の考えを説明する
- Suggest 「こうしてもらえると助かる」を提示する
- Choose 選択を示す、相手に選んでもらう
- 対処法としては、自分が落ち着く言葉を用意しておき、怒りを感じたときにそれを思い出すリマインダー法もある
DESC法とリマインダー法は、すぐに試せそうなので自分のTry項目として、取り入れてみようと思います。
私のリマインダーには、中国古典『荘子』に出てくるフレーズで、気にいっているものを試験的に採用。
「至人之用心若鏡、不将不迎応而不蔵(至人の心を用いるは鏡のごとし、将(おく)らず迎えず応じて蔵(おさ)めず)」
『外面は相手によって自由に変化するが、内面はしっかりと自分の主体性を守っている』ということだそうです。和訳部分は『実践・老荘思想入門(守屋洋)』より引用しました。
実践・老荘思想入門 一喜一憂しない生き方 (角川SSC新書)
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まずは「怒り」を味方につけられるようDSEC法とリマインダー法を実験してみます。