「テストの宿泊型ワークショップWACATE2019冬参加報告」で参加報告してきました

先日WACATEの参加報告会が、ビズリーチさんのD3で行われ、私もそこでLTをさせていただきました!
イベントの詳細はこちらからどうぞ。
d-cube.connpass.com
当日の様子はTogetterにまとめられてるので、雰囲気を知りたい方はこちらもどうぞ!
togetter.com
WACATEのテーマの一つに「加速」があるのですが、どの方のプレゼンも加速感あふれてて素敵でした。

K氏「開発者からQAになった話 とWACATEに行ってきた」

概要
  • 知識量は土台、思考力がより良い結果を導ける
  • テスト技法とかの土台があって、思考力によってより良い結果を導く。知識と思考のバランスが大事。
  • プロセス改善もQAの業務。リリース後の問い合わせのパンクを防げたりした。
  • 業務フローを把握していればシナリオテストに流用できる
感想

開発、QA、PM的な立場を経験されている方なので、それぞれで得た見方を、役割を変えても生かしてるところが素敵です。QAから改善のボールを開発に渡して、開発者が続けてくれてるのがすごいなと思います。

たおかさん「WACATEにより爆発的に加速したQA歴3か月の新卒の話」

なんと初LTとのこと!

概要
  • 新卒3か月目「QAだったらどうする?」開発者の質問に答えられず。→自分に自信がない。QAとして情けない。
  • そんなとき、上司から「WACATEってイベントがあるよ!」
  • お気に入りのセッションソフトウェアテストの7原則
  • 参加後、自分で考えて動けること
    • 目の前のことではなく、その背景や理由を念頭に対応する
    • 言語化して誰かに表現することにより、真に自分の理解が深まる
感想

新人でWACATEに参加して、さらにLTまで立候補する加速感が素晴らしすぎる! (自分が新人のころをふりかえると、日々の業務でアップアップでそこまでのチャレンジ精神はなかったと思います)
素敵なのは、自分で「テスト完了することがゴールになっていた」と気づいたことだと思います。内容も素敵だったし、初LTとは思えないくらいに堂々と発表されてました!

かなさん「WACATEに参加すると・・・?」

概要
  • WACATE参加前「なんとなくテストケースを書いて、なんとなく実施する人」
  • 参加した後
    • 言語化大事と気づいた!
    • なぜを常に考えるようになった
    • 社外に相談できる人ができた!
  • WACATEではワークはうまくいかなかった。プロダクトの特性を考えずにテストしようとしてた。
    • しかしWACATEは業務でないので失敗できる。失敗をもとに加速できる!
  • 自分のプロダクトで大事なものはなんだ?を考えて社内の同じチームの人に話せるようになった
感想

スライドをご覧になっていない方は、ぜひスライド見てください! かなさんのイラストや図がとてもかわいいくて引き込まれます! 
WACATEの説明や、雰囲気などが伝わってきて、とても素敵なプレゼンでした! WACATEについてやセッションの説明もとても丁寧で、WACATE未経験者にはすごく伝わりやすいプレゼンだったのではないかと思います。

02さん「WACATEとテストと開発エンジニア」

概要
  • 参加の動機:品質悪いと上司に言われて夜泣いた→自分で品質を良くするために勉強したい
  • 品質やテストについて一緒に勉強する仲間が欲しかった
    • とにかく手を動かして勉強したい
  • セッション中の学び:ただ覚えるだけでは得られない経験・知識を得た
  • 自分一人では理解できなかった分野を理解できた
  • WACATEは一つのコミュニティ
  • WACATE後
    • テストやテストコードをテーマに登壇するようになった!
    • 知識:ある程度実践した見たものばかりに!
    • アウトプット:たまにテストのテーマで登壇するように
    • テスト仲間:Twitterフォロワーの1/3!
感想

WACATEで得た仲間のことを「社外の同期」や「WACATEは一つのコミュニティ」と言っていたのがとても印象に残りました! 私の感覚としても、すごく実態に合ってる素敵なワードチョイス。「同期」という言葉が、気軽に相談できて、一緒に切磋琢磨できる感じを表してて本当に素敵です。
プレゼンの進め方も、ゴールの提示がはっきりしていてわかりやすかったです。

信頼貯金さん「WACATE参加報告 ~WACATEに参加した前後で何が変わるのか~」

概要
  • WACATEとは
    • テスト活動の基礎からアドバンスドまで扱う
    • 分野の知見を豊富に持つ人から話を聞ける
  • ワークや分科会で一気通貫で理解が深まる
  • WACATE 2019夏
  • テスト計画の誤った理解をアンラーニング
    • 「計画は守るために作るものだ」から、計画は手段、プロジェクトの狙いを反映していい、に変わった
  • テスト計画を守れないとき、できないときはできないと言っていい。それはチームで解決すべき問題
  • WACATE冬、テーマが多い。すごいポテンシャル
  • 自分一人では到達できないできないところに到達できる!
感想

テスト計画に触れたところで「テスト計画を守れないとき、できないときはできないと言っていい。それはチームで解決すべき問題」と話されてたのが印象に残りました。「アンラーニング」がキーワードなのかなと思いますが、こう思えるようになった学びが素敵です。

shiromoto「WACATEで得たものとその活かし方」

発表の感想

WACATEの参加動機、駆動方法は色々ありますが、その一つに「カープ優勝駆動」というものがございますw 勢いでも何でもいいので、飛び込んでみると世界が開けるよ、という話だったのですが、もし誰かの背中を押せてたら嬉しいな、と思います。WACATE参加で仲間が増えるのは、本当に参加のメリットなので、迷ってる人がいたらぜひ一度参加をお勧めします。

きんぢさん

概要

WACATE実行委員の宣伝のセッションでした。
WACATE実行委員をやると、次の力が身に付くそうです。

  • アウトプット
  • プレゼン構成力(少しずつ解像度を上げていく)
  • 合宿の企画力
  • 仕組化・自己組織化
  • 実行委員はいいぞ!
感想

WACATEで参加者が解散した後、片付けや次の予約、次の次の仮予約まで済ませてくださってるという実行委員の方々には、感謝しかないです。毎回ありがとうございます!
WACATEで得たものを日々の業務で活かしたり、悩んでるテストエンジニアにWACATEを進めたりで、恩返しや業界への貢献をしていきます。