そうだ、高野山行こう 前準備

よく行く平家物語サイト様の旅行記に高野山旅行があって、いつか行きたいなと思っていました。
で、うちの会社に「リフレッシュ休暇」という一週間まるっと有給を取れる素敵な制度があります。どこか行こうと思ってふと高野山を検索すると、今年がちょうど開基1200年というではありませんか。これはもう行くしかない。

行くならやはり宿坊に泊まって精進料理をいただいてみたい!と調べてみると、宿坊は53もあるそうです。宿坊とはお寺がやっている宿泊施設のことで、食事の準備やら布団の上げ下げなど修行僧の方がお世話してくださいます。元は遠くから来られた信徒の方や、系列の寺のお坊さんを泊めるためのもののようですが、今では一般客も泊まれます。

さて、ちまちまHPを見てみると、各お寺、色々特徴ありますね。がっつり修行体験できる寺から、外国からの修行僧がいる国際色豊かな寺、食事の際、般若湯(要するにお酒、ビールは麦般若というらしい)を注文できる寺まで様々です。設備も旅館並みのものを誇るところから、隣との境は襖のみという伝統的宿坊まで様々。中には、電気自動車の充電ステーションまで完備しているところもありました。

その中から候補を2つに絞ります。
1位 安養院
理由:毛利家ゆかりの寺だから。公式サイトの由来のページに毛利家の紋が使われ、説明文に『元就公の帰依を受け』とあれば、毛利好きならここだろう!となるわけです。

2位 金剛三昧院
理由:世界遺産指定のお寺に泊まれるところが素敵。国宝、重文多数を擁し、歴史の長さ、格の高さは高野山塔頭中随一です。

というわけで、まずは安養院から。最近宿の予約はずっと楽天からしていたのですが、こちら安養院、予約手段は電話のみです。このアナログさが宿坊っぽくて良いですね。予約電話をかけたところ、「すみません、係のものが外してまして」と言われたことが二度ほどありました。どうも15時くらいはダメらしい。係のお坊さんが修行中なのでしょうか。三度目の正直でかけたところ、係の方に繋がりましたが、ちょうど少年野球チームが宿泊してるそうでその日は満室とのこと。残念。いずれ泊まってみたいと思います。

気を取り直して、金剛三昧院の予約です。こちらは楽天から予約できました。『寺の行事や法会のため、急遽宿泊できなくなることがあります』とか本当に泊まれるのか若干怖いことが書いてありますが、気にせず予約します。この辺の予約サイトの対応やネット予約できるかはお寺によってまちまちです。

さて、金剛三昧院は北条政子が夫の源頼朝の冥福を祈って建てたお寺だそうです。鎌倉幕府三代将軍の遺骨はこちらに納められているそうです。多宝塔が国宝指定を受けていて、北条政子が建てさせた時からそのまま今に至ってます。政子もけっこう好きなのでこれはぜひ見てみたいですね。宿泊プランによってはお寺の方が境内を解説してくださるのもあるそうです。私は普通の一泊二日で予約しました。精進料理料理が楽しみです。

以上